感情の共感
もうそろそろ夏、だよね。
夏といえば花火、だよね。
という事で近場でやる花火を色々と
調べていたら去年の出来事を思い出した。
-去年-
夏も終わりに差し掛かったときに、ふと
ここ数年花火を見ていないのを思い出した。
夏なのに、手持ちの花火も打ち上げ花火も
みてないのが急に猛烈に寂しくなって
どーーーーしても花火が見たくなった。
最近は手持ち花火のできる場所が
なくなってきてるし、そうなると
どこか観に行くかぁと思って調べれば、
近くでいける花火はなんと今日!!!!
もはや運命じゃん!!!ってなったけど、
急遽友人誘うも急すぎて無理とのこと。
でも私はどうしても観たいし、
もういっそひとりでもいいや!と思って
原付を走らせた。
道中、ひとりで映画観に行く感覚で
出てきたけど大丈夫かな?と少し不安になりつつ
花火会場到着。もう時間的にラストスパート。
ドッカンドッカン花火が上がって
盛り上がりに盛り上がって、花火が終わる。
あー楽しかったぁと思ったのもつかの間、
ものすっっっごい虚しいの。
「花火綺麗だったね」
会場の人たちがこの一言を色んなところで
発する中、私は言えないの。
相当な虚しさを感じて、なんか泣けてきて
「こんな花火が見たかったんじゃない…」
となってしょんぼりして帰宅。
------------------
去年のあの花火大会で
「人と感情を共有すること」
これは人間が生きるにあたって大事なんだと
身をもって感じた。
映画だったり、買い物だったり、ご飯だったり、
最近は色んな“お一人様”が増えているけど、
何事もひとりに慣れてしまってはダメだなぁ。
逆に花火ひとりで行って
虚しくなって気付けてよかった。
虚しくなれてよかった。
ひとりで花火みて「楽しーー!」
って言ってたらまぁヤバい奴だもん。ね?
35話の“花火の音は聞こえない(後半)”
にもあるように皆で見る花火がいいんだよ。
あの花火をもしかぐやが一人で観れたとしても
何も生まれないんだよ。
私みたいに虚しくなっただけだよ。
……スゥ
もう二度とひとりで花火みに行かない!!!!!!
だから今夏始まる前に、
花火をピックアップしてたの。
今年は楽しい花火にするぞーー!♪