しゃらんしのつぶやき

うたいたいうたのはなし

龍角散はライブの香り

 

日々の不摂生がたたり風邪を引いた。

しかし平日はお休みするわけには

いかないのでマスクして龍角散を舐めている。

目が爽やかになるね。(まろやかな表現)

 

そういえば去年、

大好きなアーティストのライブ当日に

数年に1度なるかならないかくらいの

大風邪を引いてしまって文字通り這って

ライブ遠征(行き新幹線帰り夜行バス)したことがある。

 

数時間毎に滋養供給ドリンクと風邪薬を飲んで

暇があれば龍角散を含み、

秋なのに寒気止まらないからジャケット着て

ライブ中に絶対咳はしてはならぬと思い、

とりあえずもうひたすら口の中から龍角散

絶やすことなく舐め続けた。

 

 

何とかぶっ倒れずにライブが終わり家に帰り

ゆっくり休み、事なきを得てしばらくが経ち、

 

 

 

冬に「なんか喉痛いなぁ」と思って

龍角散を買って舐めたら………

 

 

 

 

 

 

ライブの思い出が

ブワアアァと蘇ってきた。

 

 

 

 

なんと、なんと、

龍角散が思い出の香りになってしまっていた。

 

龍角散舐めれば舐めるほど

大好きなアーティストのライブが

蘇る体になってしまっていた。

 

 

笑うしかない。

 

 

 

 

人間の記憶のメカニズム的に

嗅覚は直接大脳に情報が入るから

視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚の中で、

1番記憶と結びつきが強い。

 

(気になる方は“嗅覚 記憶”とかでググったら出るよ)

 

だから仕方がないとはいえ、

 

 

 

 

 

ムードも何もない龍角散………

 

 

 

 

素晴らしいライブが

手軽に購入できる龍角散で蘇るのだから

いい事なのかもしれないけどね=͟͟͞͞ ( ꒪౪꒪)

 

 

 

 

そう思いながら今日はひたすら

龍角散を舐め舐めしてるのである…

あぁ、いいライブだったなぁ……