心に残ったライブの話(1)
やっぱりライブっていい。CDには無いアレンジとか光の演出、さらには会場の一体感、何を取っても最高。早く生で好きな音楽を摂取したい。
ライブって、各アーティストの各ツアー各開催場所によって何もかもが違って1回しか観られないって、儚くない?もう2度と観られないって辛くない?もう2度とそのセットリストでライブ聴けないって辛くない?もう2度とその日と同じ気持ちで聴けないの辛くない?でもそれらが良さだから色んなライブに足を運んでしまうんだろうな。目に焼き付けるしかない。
そんな儚いライブだけど、私が心に残ったものがいくつかあって。
一個だけ紹介しちゃう。
2015年11月2日
JAPAN CIRCUIT vol.54 WEST 〜山崎死闘編〜
米津玄師の生歌を初めて聴いた時。
その日は確か学校帰りで授業終え次第すぐに向かったんだけど、ちょっと間に合わなくて、ロッカーに荷物を預けている間にゴーゴー幽霊船のイントロが。慌てて荷物を押し込んで扉を開けるとそこには歌っている米津玄師の姿、と、それを聴く人たち。
「あぁ米津玄師ってイヤホンの中だけじゃなくて、存在してるんだ。あと何より、米津玄師を好きな人ってネット上だけじゃなくて存在してるんだ。」と思って泣いた。
それまで一人で音楽を楽しんできた私にはあまりにも衝撃的で、ネットの世界は広くて近いようで遠いから、好きなものが同じとてそれを実際共有することはできないとばかり思っていて。だから、その場に米津を好きな人が実際にいて電車で来られる範囲に生活してるんだと思うと不思議だったし、ネットって広くて近いようで遠いけど実際本当は近いんじゃね?という気分になった。ん?何言ってるかわからなくなったぞ?
でも本当にあの瞬間は一生忘れられないなぁ。
あ〜、兎にも角にもライブに行きたいなぁ〜